2025年8月17日(日)~20日(水)にかけて、集落模型作りワークショップが開催されました!
近畿大学総合社会学部地域デザイン研究室のみなさんを中心に、多くの協力者が参加して、竹原集落周辺の模型が完成しました。
1日目:8月17日(日)

初日は、さんそデザインの野田満氏よりコンター(等高線)模型の役割や作り方の説明会が実施されました。
その後、のり付きのパネル(B1サイズ)へ等高線と航空写真が印刷されたベースマップを貼り合わせる作業に着手しました。

30枚~40枚程度用意したパネルに1枚1枚貼り付け、不要な部分のパネルをカットしていきます。
ベースマップを張り付けられたパネルは、同時進行でカット作業に入っていきました。



担当する等高線ごとに1枚1枚切っていきます。

午後からはメンバーも加わり、スピードアップしていきました。
2日目:8月18日(月)

昨日の進捗を共有し、2日目はひたすら等高線を1枚1枚切り抜く作業のフェーズへ。
2日目からメンバーがさらに加わり、作業を分担するための分担表を設けて作業が進んでいきます。

1/2000スケールで作成する今回の模型。
10m単位の等高線を分担して切り抜いていくのは、気を遣う作業でした。

2日目経過時点で、かなりスピードアップ。
8名~9名体制で模型作りが進んでいきます。




2日目の終了時点では、凹凸がはっきりと浮き出るまでになってきています。
3日目:8月19日(火)

3日目から、切り出したパネルをのり付けして、積み重ねる工程も同時進行でスタート。
スプレーのりを使って、整形が済んだパネルを積み重ねながらのり付け固定していきます。
3日目は、近畿大学の研究室メンバーに加え、龍谷大学OGのメンバーも参加。
竹原集落で学生時代に地域活動に励んでくれたメンバーが再訪し、集落模型ののり付け作業を進めます。



細かいパーツもなくさないようにしながら、パーツの貼り付け作業を仕上げていきます。
4日目:8月20日(水)

ワークショップ最終日は、土台となるパネルの追加を行い、1/2000のスケールを忠実に再現するための調整を行いました。



完成後は、1/2000のスケールにあわせて制作した構造物(スカイツリーやエッフェル塔)などと比較し、模型を通したディスカッションを実施しました。


竹原集落模型作りワークショップを終えて

4日間のワークショップに参加してくださった関係者のみなさま、大変お疲れ様でした。
鋭利なカッターを用いたワークショップでしたが、けが人が出ることなく無事完成に至り、何よりでした。
今後は竹原町内会で制作したコンター模型を有効活用し、視察対応や地域づくりに活かして参ります。
■企画:竹原町内会(2025年8月)
■制作:近畿大学総合社会学部地域デザイン研究室 B3 加藤菜初 小西香澄 丹羽健瑠 光明聖悟 髙谷優希 西村春希
■協力:小林力 小林葵 小林楓 谷口史朗 谷口愛 谷口陽和 東田麻衣子 橋本皐希 髙木愛季 野田満
■ベースマップは国土地理院地図(https://maps.gsi.go.jp)に基づく
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