【関係人口(8/3)】関係人口活用モデル事業における地域課題整理のワークショップの実施

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関係人口活用モデル事業における地域課題整理のワークショップが開催されました

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2021年8月3日に兵庫県の関係人口活用モデル事業における地域課題整理のワークショップが開催されました。

当日は、竹原集落の住民(地域おこし協力隊含む)・県民局専門官・洲本市・ふるさと応援コーディネーター、地域再生アドバイザーが集い、ここ竹原集落の地域課題について意見交換を行いました。

※新型コロナウイルスの感染対策を実施した上で開催しております。

関係人口活用モデル事業とは

関係人口の創出に係る事業については、兵庫県により取り組みが進められており、竹原集落もモデル地区のフィールドとして活動が進んでおります。

兵庫県では、担い手不足などの集落の課題解決に資するため、集落に継続的にかかわっていく都市住民(関係人口)を創出・拡大していく「関係人口活用モデル事業」をスタートしています。

出典:兵庫県HP|https://web.pref.hyogo.lg.jp/press/20210603_7822.html

関係人口に関する取り組みについては、兵庫県ふるさと応援交流センター(ひょうご関係人口案内所)の「ひょうごさとまちガイドラボ」のHPも併せてご覧ください。

「里山」と「街中」を行き来しながら、里山地域に継続的に関わる者を案内し、「街中」から「里山」へのつながりを築き、新しいヒトの流れを創出することを目的としています。

出典:さとまちガイドラボHP|https://www.satomachi-guide-lab.com/

当日の様子

当日は地域再生アドバイザーの平櫛さんの進行の下、ふるさと応援コーディネーターの辻さんのサポートを受けながら地域に関わる方の思っている”地域課題”の抽出と整理を行いました。

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地域課題を見える化

当日は早朝に降った雨の影響もあり、いつもより涼しい中で意見交換を行うことができました。

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関係人口活用モデル事業に関わるワークショップは今回が2回目となります。

前回は2021年3月に第1回目の地域課題のヒアリングが行われましたが、コロナウイルスの影響もあり次回の開催が延期となっておりました。

  1. 関係人口活用モデル事業の説明
  2. 地域の現状確認と地域カルテの作成
  3. 課題整理 (今回)
  4. コミュニティーミッション作成
  5. オンラインカフェ
  6. 課題解決に向けた実践活動
  7. 振り返り会

前回のヒアリングによって、竹原集落に住んでいる方が感じている課題をコーディネーターにて「地域カルテ」にまとめ上げ、今回改めて共有が行われました。

前回開催から少し期間が空いてしまったので、地域課題もそれを取り巻く状況も変わっていることもあり、今回は振り返りとともに改めて”地域課題”とは何かを関係者がそれぞれ意見を出しながら見える化・共有を行いました。

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課題の見える化を行った後、出席者同士で意見交換を行い

「私もそう思う」
「似たようなことを感じている」

といった課題をシールを使いながら投票し、取り組むべき課題の集約・見える化を行いました。

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おおむね解決すべきと捉える”地域課題”の方向性が見えた後、その課題に対する”解決アイデア”について再度意見交換を行いました。

立場や知見の異なる参加者が集まっていることもあり、多種多様な意見交換が行われました。

竹原集落では、長年住まれている住人の方もいれば、地域おこし協力隊の私を含め、開業予定の飲食店オーナーなど若い人が流入していることもあり、幅広い年代から多様な意見が出てきているのが印象的でした。

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“解決アイデア”が場に出そろったところで、再び意見交換を行いました。

そしてシール投票を活用し、取り組むべきアイデアを集約・見える化し、今後地域として取り組むべき「課題」・「課題に対するアプローチの方向性」、そしてその解決に寄与する「人材」について議論を行いました。

今回の議論の内容をふるさと応援コーディネーターにてとりまとめ、コミュニティーミッションとして策定して次回の打ち合わせにてすり合わせ行います。

 

少しずつ竹原集落に関わる人が増え、そして時代に合わせて変わりゆく”竹原集落”。

今後もどうぞよろしくお願いいたします。

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この記事を書いた人

竹原集落は、兵庫県洲本市(淡路島)千草地域に位置する小規模集落です。過疎が進む集落ですが、移住者や行政、大学、島外関係者とともによりよい地域づくりを目指しています。

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